我が家の初代パピーQuilt(ぬくもり愛包み)キルトは盲導犬に。黒ラブの2代目パピーWith(一緒につなぐ)ウィズは盲導犬になるため訓練中でしたが、途中キャリアチェンジ犬に。パピーとわが子の子育てで愛と希望、喜び悲しみをも分かち合えたら幸いです。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
骨ガムハプニング
2008年12月30日 (火) | 編集 |
年の瀬も押し迫ったこの日は、思いもよらない信仰を試される出来事がありました。

里帰りを控えて荷づくりも戸締まりもほぼ済み、車に乗り込もうとしてた午後のことでした。

ワンちゃん連れのお散歩中の娘のお友達が立ち寄ってくれ、玄関先でウィズや娘たちととおしゃべりをしてたのは気づいていたのですが、骨ガムをごほうびにいただいたんだそうです。

ウィズはポストにリードでステイしてるだけだとばかりに思っていたのですが、さっそくいおいしくガリガリを始めました。

私たち夫婦は二人ともまだあわただしく、部屋の片付けやら留守にする支度の点検に追われていたため、挨拶もできずにいました。

すると、しばらくたって、お姉ちゃんが絶叫しています。

「エミリが大変!!指から血が出てる、もうちょっとでちぎれそう…!!」

卒倒しそうでした。
力なげに泣きじゃくっているまだ幼い小さい彼女の手元から血が滲んでいて、お姉ちゃんが与えたティッシュを恐る恐るめくると、利き手中指の爪のあたりがかなり深く傷ついていたのです。

これは後から分かったことなのですが、
おいしそうに骨ガムを噛んでるウィズの歯から血が滲んでいるのを心配して、見ようと手を差し込んだようなのです。
ウィズのせいでもその場にいた誰のせいでもなく、目を離していた親である私たちの責任ですが、どうしよう、ごめんね…と後悔するばかりでした。

動転しそうになりながらも救急車を手配、そして、実家に連絡、怪我をさせてしまい、これから病院に行くので今晩は行けない旨をつたえました。

そして、
教会に緊急の祈りのリクエストをお願いし、泣きたくなる中、主とみんなが支えていてくださると言い聞かせ、救急車の到着を待ちました。

エミリは、救急車に乗り涙を浮かべながらも
「ウィズのこと、ゆるせる?」
まだ事情がよく分らずもサイレンの響く車内での私の問いかけに
黙ってコクンとタンカの上で気丈にうなづいてくれました。
「よかった、赦そうね。」
彼女のそばに付き添いながら、応急手術の間も
指が元通りにつくことと、そうでなければ私の指と代えられるものなら代えてください、そしてウィズとの新たな生活がはじまっていますが、すべてよいようにと整えて下さいと祈っていました。

年末で、病院も限られた条件の中で(形成や麻酔科の先生がいて子どもの手術を受けてくれる病院が探してもなくて)、でも幸い整形のお医者様のおられる自宅に近い病院に入りました。

「できる限りは細かく縫いましたが、血色も白くなっていたし、犬の咬症で感染の注意もあるし、指を残せるかは運次第です。後遺症も残るかもしれませんが、明日もまた来てください。」
祈りがなければ、またもやこの言葉には卒倒するところでした。
でも、できることをしつつ、あとは委ねるしかありません。
いや、委ねることだけでもできることはわたしたちにとっては幸いでした。


ひとまずほっとして、手術後はさすがにお腹が空いたらしく、
本人は「餃子とアイスクリームが食べたい」と。
ニコニコと帰宅し、留守番していたお兄ちゃんお姉ちゃんとクリスマスにもらった将棋やオセロゲームを器用に利き手と逆を使い、遊ぶほどでした。
咬まれた指先は4分の3周も縫うほどでしたのに、奇跡としかいいようがありません。


ウィズは心なしか、その日はしょんぼりしながらも、手もかからず、いい子でいてくれました。

そして、毎日のように通院が続くことになるのですが、ウィズを手離すことはしないでがんばろうね、とウィズとみんなとお話ししました。
(この場をお借りしまして、盲導犬協会さんからはお見舞いの面会をいただき、ありがとうございました)

おたがいびっくりしちゃったけど、それでも今もこれからもたいせつなかぞく、です。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。